三日月がきれいな夜

月のすぐ近くにキラキラの星が、木星かと思ったら、金星らしい。

とても綺麗に輝く月と星は、まるでお母さんがお父さんのところに翔んでいったような風に見えて、涙がでた。

今日はお父さんの命日だ。
付き添っていたあの夜の事は忘れられない。元旦のテレビは一緒に観て、笑っていたのに…

そして、今は母もいない。
最後に母と言葉を交わしたのは、いつだったかな?

何一つ親孝行らしいことが出来なくて、後悔ばっかり…
迷子みたいな不安感もまだ消えず、後悔はどうしたらいいのかな。

これも私に与えられた人生の勉強なんだろうね。
自分がこの世から去るまでに、クリアに出来るかな?